清流で旅人の疲れを癒す宿場町

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2012.08.25-011-1.00 Japan_米原_醒井宿

醒井宿は中山道61番目の宿場。現在は滋賀県米原市。

国道21号線と名神高速道路。日本の動脈が町を挟むように両側を走っている。しかし、その事を忘れてしまうくらい静かな町並み。

なぜだろう?

清流と落ち着いた町並みがそうさせているのでしょう。

町の中に湧水の小川が流れ、この川には清流でしか育たない梅花藻(バイカモ)が夏に花を咲かせる。

昔の人もこの宿場町で癒された事と思います。

醒井の地名の由来となったといわれる「居醒の清水」もこの地にあります。

『景行天皇の時代に、伊吹山に大蛇が住みついて旅する人々を困らせておりました。そこで天皇は、日本武尊にこの大蛇を退治するよう命ぜられました。
尊は剣を抜いて、大蛇を切り伏せ多くの人々の心配をのぞかれましたが、この時大蛇の猛毒が尊を苦しめました。
やっとのことで醒井の地にたどり着かれ体や足をこの清水で冷やされますと、不思議にも高熱の苦しみもとれ、体の調子もさわやかになられました。
それでこの水を名づけて「居醒の清水」と呼ぶようになりました。(案内板より)』

ちなみに醒井宿から車で少し行ったところに日本一大きい鱒の養殖場の醒井養鱒場があります。餌を買って池に投げ込むと凄い勢いで群がって来るので面白いですよ。

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