なんとも神秘的!吸い込まれてしまいそうな勢いの杉並木!
2km近く続くこの杉並木の参道を抜けると奥社がある。長野市の北西部に位置する戸隠神社はこの奥社と中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる。
その歴史をみると以外と波乱万丈。
天照大神が天の岩戸に閉じこもった時に天手力男命(タジカラオウ)がこじ開けた岩戸が飛来し現在の戸隠山の姿になったといわれる。この戸隠山を中心に「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々が祀られている。
平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場だった。
戦国時代は上杉謙信と武田信玄の戦いで有名な「川中島合戦」の前戦地帯となり争乱に巻き込まれた。
江戸時代には徳川家康の手厚い保護を受け一千石の朱印状を賜った。
なんとも色々とご経験されている神社です。
ところで戸隠神社の社門は鎌卍(かままんじ)と言う四本の鎌を卍に配置したものです。一見すると手裏剣のような形。
戸隠は伊賀・甲賀につぐ、忍者3大出身地とされています。もしかしたら戸隠神社も忍者に関係あったりして?