羅漢寺は不思議に包まれた由緒あるお寺

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羅漢寺

羅漢寺(らかんじ:大分県中津市)は歴史も古く、神秘的で不思議もいっぱい!

どんなお寺なのでしょうか?

羅漢寺は標高250mの山の中腹にあるためリフトを利用して行く事が出来ます。リフト乗り場の手前に禅海堂(ぜんかいどう)と言う御堂がありますが、まずはこの御堂に寄ってみて下さい。

青の洞門を掘る際に禅海和尚が当時使用していたノミ、ツチなどの貴重な資料が展示されています。

禅海堂の見学後はリフトで約3分、羅漢寺駅に到着。駅から少し歩くとそそり立つ岩壁にへばりつくように建てられた山門が目に入ります。

圧巻です!

境内が岩と一体化した神秘的な雰囲気を醸し出している羅漢寺は栃木県足利市の徳蔵寺、神奈川県鎌倉市の建長寺と並び日本三大五百羅漢の一つであり日本国内の羅漢寺の総本山

羅漢とは釈迦の高弟(位の高い弟子)のことを指し、五百羅漢は常に付き添った500人の弟子で釈迦の教えを広める役割を担っていた高弟を指します。

実際には3,700体以上の羅漢像があるそうです。羅漢像には自分と似た顔を持つ羅漢像が有ると言われています。訪れた際は探してみてはどうでしょうか?

羅漢寺の五百羅漢像は1360年に完成し日本最古であることが確認されています。1359年に寺を訪れた禅僧がわずか1年で作り、五百羅漢の信仰が形作られた最初の寺院とされています。

「日本最古」「日本三大五百羅漢の一つ」「羅漢寺の総本山」、、、、、由緒あるお寺ですね。

五百羅漢は「無漏窟(むろうくつ)」と呼ばれる天然の洞窟に安置されていますがその周りには無数の「しゃもじ」が!

なぜ、しゃもじがこんな沢山???

しゃもじには「ご飯をすくう」から転じて「願い事を救う」と言う意味があり、参拝者の願い事が書かれたしゃもじが所狭しと貼られていると言う事です。縁起の良いごろ合わせですね(^^)

以上のように由緒ある羅漢寺ですが、不思議な面も持ち合わせています。

伝承によると羅漢寺は6~7世紀頃、中国・朝鮮半島を経由して、日本へと渡って来たとされるインドの仙人・法道(ほうどう)によって大化元年(645年)に創建されたとされています。しかし、伝説の域を出ていません。

また、龍の伝説も残されています。

亨禄(きょうろく)3年(1587年)まで豊後国(現大分県)一帯を治めていたキリシタン大名・大友宗麟(おおともそうりん)は領内の寺院の多くを焼き払い、羅漢寺もその被害に見舞われそうになりました。しかし、大友軍が羅漢寺に攻め上がって来た時、龍の眼から光が発せられ、将兵は力を失い、焼き打ちをまのがれたと言う事です。

この龍の石像が境内に残されています!

龍に守られる程、重要なお寺と言う事ですね。

そしてもう一つ。

昭和18年(1943年)の火災により消失しているため現在は写真しか残されていないとの事ですが、かつて鬼の子のミイラが存在していたそうです。このミイラは江戸時代に薩摩の国で発見され羅漢寺に寄進されたようですが由来を記した鬼之記も一緒に消失したために今となっては詳しいことはわからないそうです。

「火の無い所に煙は立たない」と言います。これらの伝説も何らかの事実が隠されているかも知れません。物事の真実を見極めるには否定も肯定もせず好奇心を持って接する事が大切かもしれませんね(^^

羅漢寺へ訪問して神秘的な雰囲気を堪能して下さい!

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