おみやげから日本の歴史と文化を!
錦江湾を挟み桜島を眺める場所に位置する鹿児島県霧島市の福山町。
今回のお土産は美容や健康に良いとされる福山町の特産品の一つ黒酢です。
福山町は16世紀中頃までは廻村と言う村名で呼ばれていました。
廻村にあった城(廻城)の争奪戦で弟を討れた島津氏第15代当主・島津貴久は自ら軍を率いて出陣し廻城を奪還しました。
貴久は「災い転じて福となす」として、福山という地名に改めたそうです。
その福山町は後に島津氏を当主とする薩摩藩を危機から救う鍵となる特産品「黒酢」を生みました。これもある意味、福をもたらしたと言えるでしょう。
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