iPhoneの基本的な考えは永平寺から発信された?

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永平寺

米国アップル社の創業者の1人でありiPhoneの開発者。

誰だかお分かりですよね?

そうです、故スティーブ・ジョブズ氏です。

ジョブズは青年期に「禅」と接し、乙川弘文(おとがわこうぶん)という曹洞宗(そうとうしゅう)の僧侶と出会い禅を師事していました。曹洞宗の教えの根幹は坐禅にあります。禅に強く魅せられたジョブズは曹洞宗の大本山である永平寺(福井県)で出家しようとして止められたこともあったそうです(^^)

永平寺は中国で修行を終えた道元禅師(どうげんぜんじ)が帰国した後、寛元(かんげん)2年(1224年)に開山したお寺です。

その道元が執筆した有名な仏教思想書に「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」があります。

そして道元の弟子である孤雲懐奘(こうんえじょう)は道元が弟子たちに説いた言葉や問答を克明に筆記しており、彼の没後に弟子たちによってまとめられたものが「正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)」だそうです。

何だか難しそうな書物ですね(^^;

しかし、ある記事にこの道元の教えの中にこそ製品の本質を重視するジョブズの精神に通ずるものがあると書かれていました。

まず、正法眼蔵随聞記からの抜粋です。

「実徳を蔵、外相を荘(かくしてかざらず)」(内面をよくして外面を飾らない)

そしてスティーブ・ジョブズ名語録からです。

「偉大な大工は、見えなくてもキャビネットの後ろにちゃちな木材を使ったりしない」

どうですか?iPhoneには道元の教えが活かされているんですね~

さて、話を変えます。

日本の精進料理の中で最も普及しているものの一つが永平寺の精進料理です。

曹洞宗では道元が中国で仏教を学ぶ中で料理を含めて日常の行い自体がすでに仏道の実践であるという本質を知ったことから、料理すること、食事を取ることが特に重要視されています。

それを証明するものとして永平寺では庫院(くいん:調理場)の責任者である典座(てんぞ)は重役の一員に数えられていますし、庫院の玄関の右側の柱には名物の「大すりこぎ」が掛かっています。

食べ物の話を出したのでついでにもう一つ。

ジョブズは蕎麦が好きだったそうです。そしてジョブズが出家しようとした永平寺のある福井県は日本第二位の蕎麦の生産量を誇ります。

その福井県の主な蕎麦の産地の一つが永平寺町です。この地域で作られる蕎麦は永平寺町を流れる伏流水を使用し、山間部で作付けされるソバは収穫量こそ低いものの、そば特有の風味が良く、実の含水率が高いので多少柔らかくもツルッとした食感が永平寺町産そばの特徴だそうです。

永平寺は色々な意味でジョブズと関わりが有りますね~

しまったなー、ジョブズとこんなふうに関わりのある蕎麦だったら食べておけば良かった~。今更だけど買おっかな~(^^;

永平寺 りうぜん庵 生そば お試しセットC - 永平寺手造りそばと団子

永平寺 りうぜん庵 生そば お試しセットC

「シンプル・イズ・ベスト」良く聞く言葉ですね。もちろん外面を飾る事も重要ですが、内面が充実してこそ初めて外面が引き立つと言う事でしょう。人で言えば心が大切と言う事ですね。内面から磨くように心がける事がiPhoneのように誰からも認められるようになると言う事ですね。

【English WEB site】

http://japan-history-travel.net/?p=5042

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