ポルトガル紀行3(里帰りしたカステラ)

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2009.05.04-053 Portugal (Lisbon_Castella do Paulo) リスボン_カステラ・ド・パウロ

ご存じの方も多いと思いますが日本にはポルトガルから伝わったとされる食べ物があります。

カステラ=ポルトガルのパン・デ・ロー(pao-de-lo)から発展したものと言われている。
金平糖=confeitoがルーツである。
天ぷら=ポルトガル語の宗教用語Quatro Temporas(四旬節。この時期には肉類を避け、魚、野菜を油で揚げたものを食する)を語源とするという説が有力である。

ところで、なぜ日本ではカステラと呼ばれるようになったのでしょうか?

調べたところ、ポルトガル語の paro de Castelra(パオ・デ・カスティーリャ)から来ているようです。パオ・デ・カステーリャとはスペインのカスティーリャ地方のパンの意味だそうです。

カステラのルーツであるパン・デ・ローを食べたのですが形は円く硬さも柔らかいものでした。従っていわゆる日本のカステラとは異なり一般的にはポルトガルでカステラを食べる事は出来ません。

ところがちゃんと里帰りしておりました!

長崎でカステラ修行した菓子職人のパウロさんとポルトガル菓子研究家の智子さんが経営するカステラ・ド・パウル(Castella do Paulo)さんで日本のカステラを買う事が出来ます。

こちらはまさしく日本のカステラでした!

カステラのルーツの国ポルトガルで里帰りした日本のカステラを食べると言う何とも面白い経験が出来ました(笑)

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