坂本龍馬が海援隊を結成し、海運業に乗り出した時に使用した船が「いろは丸」。「いろは丸」は大洲藩(おおずはん:現愛媛県大洲市)が一航海15日につき500両で海援隊に貸し出した船です。
このような形で坂本龍馬と接点を持った大洲藩。その時の藩主は大洲藩最後の藩主となる加藤泰秋(かとうやすあき)でした。
泰秋は明治維新後、政府の北海道開拓推進政策に同調し洞爺湖(とうやこ)周辺地域の土地を買い上げ農場経営に乗り出したと言う事です。
泰秋の来歴は藩主です。つまり武士です。武士と言えば当然刀を所有していました。そして、洞爺湖周辺のどこかに泰秋の刀が隠されているそうです!
言い伝えでは、その刀は「青光り」する名刀だったようです。
どんな刀だったのでしょうか?一度見てみたいですね(^^)
そんな伝説が残されている洞爺湖はカルデラ湖としては屈斜路湖(くっしゃろこ)、支笏湖(しこつこ)に次いで日本で3番目の大きさを誇ります。
壮大な景色を眺めながらお湯に浸かる事の出来る洞爺湖温泉は湖畔の観光スポットの一つになっています。その洞爺湖温泉では近年ある土産物が売れているそうです。
何だか分かりますか?
答えは木刀だそうです。
現在(2014年9月現在)、集英社の週刊少年ジャンプに連載中の人気漫画「銀魂(ぎんたま)」の主人公・銀さんこと坂田銀時(さかたぎんとき)が持つ木刀に「洞爺湖」と言う文字が掘られている為、洞爺湖に訪れた観光客が買って行くそうです。
漫画の中では銀さんは中学校の修学旅行で北海道に行った際に、土産物屋で「洞爺湖」と掘られた木刀を買った事になっているようです。その木刀が使い物にならなくなった後も通販で購入し続けていると言う設定になっているそうです。
銀さんが購入しているものかどうか分かりませんが、検索してみたところネットで販売していましたよ!
どこで何がきっかけになって人気商品になるか分かりませんが、そのきっかけを上手く利用しなければせっかくのチャンスを逃してしまう事になってしまいますね。何事にも興味を持つ事が必要と言う事ですね。
加藤泰秋の名刀といい、坂田銀時の木刀といい、洞爺湖は刀に縁がありそうですね(^^)次はどんな刀が現れるのでしょうか?楽しみですね。