えびす宮総本社(西宮神社)とヱビスビールは関係あるのか?

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2013.03.16-002-1.00 Japan_西宮_西宮神社

「十日えびす」の祭典が名高い西宮神社(兵庫県西宮市)は「えびす宮総本社」の名称が付いている。地元では「西宮のえべっさん」と呼ばれ日本に約3500社あるえびす神社の総本社。

えびす様は日本の神様で、七福神の一員の中では日本古来の唯一(その他はインドや中国由来)の福の神だそうです。

西宮神社の創建の年代は明らかではないものの、平安時代の文献には「えびす社」として既に篤く信仰されていたとが記録に残っている。

表大門として入口に構える門は通称赤門といわれ豊臣秀頼公の奉献によるものとされ桃山建築の遺構を残している。

皆さんは「えびす」と聞いて最初に何を思い浮かべますか?私は真っ先にヱビスビールが浮かんで来ました。同じ人、結構いるんじゃないですか?

ヱビスビールの名前の由来は商業や豊漁に福徳をもたらす神としての“縁起のよさ”にあやかったからとの事。

さて、ヱビスビールは西宮神社と関係があるのか?

答えは「関係あり」です。

当時“東洋のビール王”とも呼ばれたサッポロビールの前身である日本麦酒醸造会社の社長だった馬越恭平氏が自社の発展を願い、明治27年に西宮神社の御分霊を東京目黒のビール工場に勧請されたのこと。それ以来、会社の守護神として大切に祀られ、今も工場跡である恵比寿ガーデンプレイス内には恵比寿神社が鎮座していると言うことです。

日本では年間 5600万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1(1800万トン)を捨てています。豊漁に福徳をもたらすというえびす様はこの状況をどのように思っているのでしょうか?

皆さん、料理を大切に食べながら美味しいヱビスビールを飲みましょう!

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