風雪に耐えて来た現存最古の築地塀

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2013.03.16-021-1.00 Japan_西宮_西宮神社

「隣の家に囲いが出来たんだってな」「へえ(塀)」
「隣の家に塀ができたんだってな」「かっこいー(囲い)」

こんな、ありきたりのダジャレから入ってすみませんm(_ _)m

普段は殆ど見向きもされない塀、こんなダジャレから入らないと注目されないと思い勇気を出して書きました。

西宮神宮にある大練塀は名古屋・熱田神宮の信長塀、京都・三十三間堂の太閤塀と並び日本三大土塀の一つ!

若者が境内を駆け抜けて、その一年の福男を決める神事で有名な「福男選び」のスタート地点となる西宮神社(2013年5月11日の記事を参照願います)の表大門の左右にその塀は連なっています。

大練塀が最初に建てられた年代についての文献は残っていませんが、昭和二十五年の大修理の際、築土の中から宗銭三枚、元銭一枚が発見され、これによって室町時代に建造されたものと推定されており現存最古の築地塀との事です。

普段は目立たなくても動物、風、砂ぼこり、などの外部からの侵入を防ぐために何百年もの間自分の役割を全うする事で日本三大土塀の一つとなった大練塀は「かっこいー(囲い)」。最後までおつきあい頂きありがとうございましたm(_ _)m

少しは塀に関心を持って頂けたでしょうか?

三大土塀の一つ信長塀は既にレポートしたので(2013年2月18日の記事を参照願います)、残すは太閤塀ただ一つ。乞うご期待???

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