銅メダルはどの大仏様が獲るのか?

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日本三大大仏は奈良の大仏、鎌倉の大仏、そして残る一つは。。。。。

そうなんです。なかなか出てこないんです。3番目の大仏は諸説あり事実上空位なのです。

そこで今回は3番目の候補の一つ高岡大仏(富山県高岡市大沸寺)に着目したいと思います。

高岡市は銅の町。日本における銅器の生産額のなんと9割を占めています!

高岡銅器は全国的にも有名で、高岡大仏はその職人さん達によって造られた高岡を代表する観光地の一つです。

高岡銅器の起源は1609年、加賀藩主の前田利長が高岡城へ入城し、高岡の町を開いた際、町の繁栄を図るために、1611年金森弥右衛門ほか7人の鋳造師を現在の高岡市金屋町に呼び寄せたことに始まるそうです。

その後、花瓶や茶道具、置物、仏具、銅像など、装飾金具として広く普及していきました。最近では着色技術をさらに進化させ、独自に確立した発色技法を用いた銅製品がインテリアの一つとして人気を浮上させています。

高岡銅器の製造工程は、しっかりと分業化されており、各工程を高度な技術を持った職人さんがそれぞれ受け持つとの事です。

与えられた役割を全うして完成品をより高度なものに仕上げる。協調性の大切さを訴えているように思えます。

以上、高岡銅器について語って来ましたが、銅といえば、銅メダル。銅メダルは3番目のメダル。高岡銅器の職人さん達の技術の粋を集めて造られた高岡大仏は日本三大大仏の3番目の大仏としてふさわしい大仏かもしれませんね。

【English WEB site】
http://japan-history-travel.net/?p=4787

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