「兵庫津の道」散策で歴史を勉強しながら運動不足解消

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2013.03.17-048-1.00 Japan_神戸_津の道

兵庫港はかつてあった港湾で現在の神戸港の西側の名称。江戸時代まで良港として栄えた兵庫津の跡で平清盛が遷都とした福原京がありました。

北側には山陽道が通り、海陸の集散地でもあり交通の要衝でもあったこの地はかつての都であった奈良や京都と、日本国内の東西航路や大陸との交易の拠点として古くから栄えてきました。

現在の兵庫区南部にあたるこの一帯はさまざまな歴史や史跡の宝庫となっており、それらを結ぶ散策道は「兵庫津の道」と名付けられています。

主な史跡は以下の通り。

兵庫大仏:
身の丈11m。日本三大大仏の一つとも言われている。

高田屋嘉兵衛(たかたやかへえ)本店の地:
国後航路の発見・択捉島開拓、箱館(函館)の北洋漁業の基を築いた功労者である高田屋嘉兵衛が築いた廻船問屋の本店跡地。

清盛塚:
平清盛の墓と伝えられてきた(発掘調査の結果、墳墓ではないことがわかっている)。

兵庫運河:
日本最大の運河。海難事故が多い和田岬を迂回せずに須磨方面と兵庫港を結ぶ水路として掘削された。

和田岬砲台:
勝海舟の設計によって築かれたもので1864年に沿岸防衛のために設置された。

この他にも多くの史跡があり全て周ろうとすると一日では足りないくらいです。

兵庫津の道を散策するには徒歩が一番です。歴史の勉強をしながら運動不足解消にもなりますので一挙両得!

一つ一つはあまり有名ではないかもしれませんが、多くの史跡が集まることにより楽しみは何倍にも膨れ上がります。この考えって観光地に限らず色々な事に応用できそうですね。

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